特有のしきたりはありませんが、通夜ぶるまいは、しないのが普通です。
※通夜ぶるまいとは、通夜終了後全ての弔問客に対して食事をふるまう場を設けることです。
派手過ぎない平服でかまいません。
男性は、今ではほとんどの方が洋礼装(洋服)ですが、女性の方で喪主になられる方で、
着物を着るかどうかを悩まれる方も多いかと思います。
確かに、少し前までは、
喪主は着物を着るものとされていましたが、
最近では減ってきています。
とは言え、喪主の方は着物を着られたほうがいいでしょう。
一般の会葬者の服装は通常礼服ですが、事情によっては黒めの平服でもかまいません。
男性はダークスーツで、ワイシャツは白、ネクタイは黒で、靴下、靴も黒がいいでしょう。
女性は黒もしくは地味な色のスーツかワンピースで、靴は黒、ストッキングは黒か
肌色でしょう。男女、和洋装を問わず、黒であっても光沢のあるものは避けましょう。
アクセサリーは結婚指輪以外は外しますが、パールのアクセサリーは付けていてかまい ません。
仏式の葬儀の場合は、お数珠が必要です。
●焼香 | |
天台宗 | お焼香は1〜3回、お線香は1本立てます。 |
真言宗 | お焼香は3回、お線香は3本立てます。 |
浄土宗 | お焼香は1回、お線香は1本立てます。 |
真宗大谷派 | お焼香は2回で香を押し頂きません。 お線香は立てないで横に寝かします。 |
浄土真宗本願寺派 | お焼香は1回で香を押し頂きません。 お線香は立てないで横に寝かします。 |
臨済宗 | お焼香は1〜2回、お線香は1本立てます。 |
曹洞宗 | お焼香は2回、お線香は1本立てます。 |
日蓮宗 | お焼香は3回、お線香は1本立てます。 |
●玉串
1. 玉串は、葉先が左、根元が右のなるような形で渡されるので、葉のほうをやや高めに
左手で下か
ら受け、右手で上から茎をつまむように持ちます。
2. 胸の前で保持しながら神前に向かって進み、玉串案の前で止まります。
3. 葉先が向こうに、根元が手前になるように右回りに回しながら左手を根元まで下げ、
右手を葉先のほうに持ちかえたら、さらに180度右回りに回し、根元が神前に
向くようにして、玉串案の上に供えます。
4. まず二回礼をし、音を立てないように二拍手し(忍び手)、もう一度深く一礼します。
5. 神官と遺族に一礼して下がります。
●献花
1. 花を右にして受けとり、祭壇の前に進み軽く一礼します。
2. 献花台の前で、花を時計回りに右に回し、茎を祭壇に向け献花台の上におきます。
3. 黙祷し、深く一礼したあと、遺族と神父(牧師)に一礼し席に戻ります
葬儀を行う上でのご遺族がやってはいけないタブーはないように思います。
ただ葬儀では、さまざまな場面でお酒を飲むことがありますので、飲み過ぎないように
ほどほどにしましょう。